ソファに転がりながら映画を観る時間が至高

今日は「キャンディマン」(1992)と「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」(1968)を見ました。

ついにツタヤディスカス?ディスクス?に入ってしまった…配信で見られるものもつい借りてしまう…

 

「キャンディマン」はジョーダン・ピール脚本の2021年版を初めての映画館でホラー見ようと思って見てましたが、オリジナルも見ないとねと思ってレンタル。

ストーリー的には2021は1992の続編なのかな?

「キャンディマン2」(1995)と「キャンディマン3」(1998)は見てません。見なきゃ。

 

ストーリーとしては、都市伝説について調べている主人公ちゃん(とその友人)がキャンディマンに目をつけられると言うお話。

その都市伝説というのが、鏡に向かって「キャンディマン」と5回唱えると、右手首から鉤爪を生やしたキャンディマンが現れて殺されると言うもの。

「んなアホな」と言うスタンスの主人公ちゃんにより存在が危うくなった(都市伝説は恐れられてなんぼ)ため、主人公ちゃんに死の恐怖を教えようとしているようだが…?みたいなお話。

 

なんかポップアップで出てくる漫画のあらすじの説明の仕方みたいだな。

個人的には面白くて好きです。オリジナルなのでもちろんですが、テーマとキャンディマンの造形や矜持がかっこいい。

重さとかグロさでいうと2021の方がエグくて、オチも何というか、切ないというかやるせないというか…2021の方が、得体の知れない都市伝説とその背景感は強いかと。

でもね、面白ポイントはそこだけじゃないんですよ。なんせ女子が刃物持ちがち。女子大生料理雑すぎ。火炎攻撃効きがち。

困ったのは字幕で見たかったのに音声選択が英語か日本語のみ。字幕がないこと。どうせならオリジナル音声で…英会話行くか…

 

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生」(1968)はゾンビもののはしりなのかな?

ストーリーはいわゆる、当然、ゾンビものです。父親の墓参りに来た兄妹がゾンビに出会い、襲われて生き残った妹が一軒家に逃げ込む。そこで人間同士の諍いが起こる。ゾンビパニックですね。

ゾンビといえば、ウォーキングデッド(地味に嫌)やワールドワォーZ(アクティブで嫌)、28日後(足が速くて嫌)、バイオハザード(勝てない)などなどありますが、その中でも純粋に嫌なゾンビ。

今作のゾンビは特別身体能力が高いわけではないけど、道具を使い、力が強い。数の力も強い。獲物は分け合って食べる行儀のよさ。でも何でゾンビって生きてる人間を食べるんですかね?車のドアを開けようとしてきたり、窓ガラスを石で割ったり。普通に困る。

対して人間側は家の中で揉める揉める。殺しもする。ゾンビの攻略法に「頭を狙う」がありますが、それがテレビで発信されているにも関わらず特に頭は狙わない。

何もしない女、いらんことする女。と言うかこのいらんことする女、いらんことしすぎ。

 

このゾンビは放射能が原因だとかで生き返ったそうです。放射能色々題材になりますね、逆になんでもありかよって思いますが。

これはまぁ…オチがね…

珍しくゾンビを収束に導く国。えらい。ただオチはもう。

このオチは風刺だと言うレビューも見ましたが、個人的には警察や軍の怠慢というか、この世界線の倫理観の欠如というか…それも風刺か。

 

結局ゾンビ映画って面白いんですよね!!!

どこまで行ってもバイオハザートが面白いのもそう言うこと。あれはゾンビの枠を超えてきてますが、ちょっと身近っぽいから怖い。人間の本性も見える。「自分ならこうするのに」と思いながら歯噛みして見る。楽しい!!

久しぶりに立て続けに家で映画を見ましたが、いや〜〜やっぱり楽しい〜〜〜

明日はもりっと見てきます。